宮古島の雪塩 西里です!

宮古島の雪塩を製造販売する株式会社パラダイスプラン社長である西里長治が、経営者人生において日々感じていることや宮古島ならではの情報を発信していきます。
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Posted by TI-DA at

創業25周年記念ロゴ

2018年10月25日

去った10月23日の火曜日に
浦添市のインターナショナルデザインアカデミー(IDA)さんに行ってきました。
パラダイスプランが2019年7月に創立25周年を迎えるにあたり、
一年間いろいろなイベントを企画しているのですが、
それにあたって印象的なロゴマークが欲しいということになり
今回、IDAさんにデザインの公募という形で協力していただきました。

たくさんの応募をいただいたなかで
パラダイスプランの25周年記念のロゴマークに決定したのは
こちらの写真の喜納さんのデザインです。
IDAの卒業生の宮國さんと一緒に感謝状をお渡ししてきました。

この素敵なマークを使用させていただいて、
来年一年間は「25周年イヤー」として様々な取り組みをしていくのですが、
よくある記念商品とか、周年誌とか、記念の式典やパーティなどといった取り組み以外に
創業の地を全員で清掃したり、OBも含む全社員でパーティーをしたり、
地元の小中学校に図書を寄贈したりと、
いろいろ計画を練っているところです。



  

Posted by 西里長治 at 18:09Comments(0)

みやぎ復興マラソンにて・・・

2018年10月21日

ちょっと報告が遅れましたが、先の日曜日にお休みをいただき、みやぎ復興マラソンに参加してきました。
今年は夏の間も継続的に体づくりをしたおかげで
フルマラソンではじめて5時間を切ることができました。 
あわせて「最初から最後まで(エイドも)歩くことなく走る」という
内々の目標も達成することができました。
実は6年前まで「1分以上走ったことがない」というほど
運動やスポーツというものから遠ざかっていたのですが、
体力づくりと健康のために、一念発起して始めたのがこのマラソンです。
6年前、500メートル走るだけで膝が痛くなってしまっていた私が、
このようにマラソンを完走できるようになるなんて、自分でも驚いています。
そして、ランニングを続けてきた結果として体力がつき、
時々は調子を崩しながらも年齢の割には
いたって健康な生活を送れていることにも感謝です。
いい人生というのは最後の最後まで健康でいられることがなによりも大切です。
そのための体づくりというのは年老いてしまってからとか、
病気になってしまってからとかいうのでは遅すぎます。
最近ではパラダイスファミリーの皆さんも宮古島マラソンやNAHAマラソンなどに
大勢でエントリーをしているという話を聞き、とても嬉しく思っています。
これから3か月、宮古島マラソン、NAHAマラソン、石垣島マラソンと連続で参加します。
みんなで一緒に走って、病気にならない体づくりを目指したいと思います。



そして、東日本大震災以来、足が遠のいていた東北の地だったのですが、
今回およそ10年ぶりに訪ねることができました。
もちろん、震災復興のボランティアでは
社員のみなさんにも現地に行ってもらったり、
製塩所で作られる3日分の雪塩をすべて支援物資としてお届けしたりして、
それなりに被災地を応援することができました。
しかし、私個人としては震災以降一度も被災地を訪れることもなく、
ずっと心の片隅に「いつかは行かなければいけない」という思いを抱いていて、
今回ようやくみやぎ復興マラソンへの参加という形で被災地を訪れることができました。
このマラソン大会のコースはすべて津波で被害を受けたエリアとなっており、
毎年のようにコースを変えてその都度復興していく被災地の姿を
参加者に感じてほしいという趣旨で設定されています。
あのとき津波ですべてを流されてしまったであろう海沿いの道を、
津波の傷跡をあちこちで感じながら走ってきました。
大会当日、沿道には地元の住民の皆さんが大勢応援に見えられていましたが、
マラソン大会でよくある「頑張れ」という声援だけでなく、
「来てくれてありがとう」という言葉もたくさんかけていただき、
走りながらついつい涙がこぼれそうになってしまいました。
なにもかも無くなってしまった被災地に再び戻り、
ゼロから再出発してたくましく生きている皆さんから出てくる感謝の言葉に、
「俺はいったい本当に一所懸命に生きているのか?」と
自問自答してしまいました。
私には被災地の皆さんに対して
軽々しく「頑張れ」という言葉をかけることはできませんが、
しかし、お互いに住むところは違えども自分の暮らす土地のために
自分にできることを一所懸命にやっていくことは出来ます。
自分の心の中にひとつのけじめをつけることができ、
そして新たな勇気をいただいたみやぎ復興マラソン。
来年もぜひとも参加したいと思っております。


  

Posted by 西里長治 at 15:04Comments(2)

フィロソフィの勉強会でした

2018年10月07日

今日は盛和塾の塾生仲間でもある
愛知県の㈱太田油脂さんが社員旅行で宮古島に見えられました。
雪塩ミュージアム(製塩所)にご来場いただいたのちは
場所を変え、私のほうで小一時間ほどお話をさせていただきました。
テーマは・・・・
  「変えなければいけないことを変えていく勇気
   変えてはいけないことを守り続ける勇気」
というものでしたが、
内容はフィロソフィと経営理念についてがほとんどで
なぜ経営にフィロソフィが必要なのか?
経営理念は会社にとってどういう位置づけのものなのか、
ということについて、私なりの考えを述べさせていただきました。

現場の一日というのは絶え間ない判断の連続であるわけですが
いい判断をしようと思うのであれば、
いい考えを持たなければならないわけですし、
なにかを判断する際に、その人のもつ価値観・考え方が基準となるのであれば
フィロソフィを学んで価値観や考え方をよりよいものにしていく努力が大事です。
部署が増え、エリアが広くなるにつれて
社長がすべての現場に立てるわけではなくなるわけで、
現場の判断はどうしても社員に任せなければいけなくなります。
一方で現場では
 「誰にも聞けない、いま判断しなければならない」
というようなことが多々あるわけで
パラダイスプランはフィロソフィをそういった「とっさの判断基準」に活かして
少しでもいい判断ができるように、毎日勉強してもらっています。
 
どんなに能力や実力があっても、どんなに寝ずに努力しても、
進むべき方向を誤ってしまったのでは行きたいところには絶対に行けません。
才能・能力にめぐまれていながら間違った方向に行ってしまうよりは、
たとえ能力が足りなくとも、正しい方向に一歩ずつ進んでいくほうが結果的には幸せです。
能力の有無ではなく、正しい方向を向いているかどうかが問題であるわけで
そういう意味でも、パラダイスプランの社員全員がフィロソフィを理解し、
自分のモノにしていくことこそ、重要であると思っています。



  

Posted by 西里長治 at 22:07Comments(0)